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更新:2017.9.23

第4回---スポーツコラム【クラシックバレエ編】

大人にもクラシックバレエ

『情操教育』と言えばクラシックバレエだと思っています。『情操教育』はお子様だけですか?いえいえ、大人の女性もずっとココロを育んでいきたいものです。お稽古は厳しくタイトです。バレリーナの涼しい顔は、努力と精神修行の末に会得したものと、そのうち気がつきます。我慢しなくていい?いいえ、我慢を覚えます。頑張らなくていい?いいえ、頑張りを見せない頑張りをしなければなりません。マナーを守らないと怒られます。努力しないとお友達に遅れをとります。綺麗な人が、生まれつき綺麗だと思いますか?子どもはそうだと思っていても、そんな事無いって、気づきます。そんなはず無いって、大人は知っているはずです。

『舞台に立つということ』は、自分の番が来たら、音楽がなってライトがついたら、絶対に出なければならないということ。何ヶ月も練習してきて、本番はほんの数分。その儚さが、度胸になっていきます。何事においても。

私はプロを育ててはいません、クラシックバレエで得る喜びはプロになる人だけが得るものではありません。「昨日より1ミリ柔らかくなった」から始まり、「仕草がきれいな人」と言われるでしょう。「バレエをやっているの?流石きれいですね!」と言われるでしょう。大人からでもトウシューズを履きましょう。喜びを感じられる、という幸せを感じましょう。そしてココロの底から嬉しくて笑いましょう。努力で綺麗になった事は間違いなく自信になります。これからの将来、未来、子どもも大人も等しく。

お子様のココロの栄養に、大人の方はサプリメントよりクラシックバレエがおすすめです。

やさしく、つよく、そしてしなやかに。

CDSバレエ  主宰 
藤田ちか

過去の「スポーツコラム」情報

第1回

更新:2017.3.20

第2回

更新:2017.5.23

第3回

更新:2017.7.23

第4回

更新:2017.9.23

第5回

更新:2017.11.23

第6回

更新:2018.1.23