Pochitto(ぽちっト)神戸 | コウダイケアサービス(株)の社会福祉コラム
更新:2020.11.23
第1回---コウダイケアサービス(株)の社会福祉コラム
2018年には認知症の方は500万人を超え、2025年には700万人になると予想されています。近年、認知症はだれもがなる可能性があることから身近な話題となり、認知症を予防したいと思っておられる方も多いのではないでしょうか。認知症を予防するとは、「認知症にならない」という意味ではなく、「認知症になるのを遅らせる」「認知症になっても進行を遅らせる」という取り組みです。
では、認知症を予防するためにはどのようにしたら良いのでしょうか。脳血管性の認知症は、高血圧・糖尿病・脂質異常などの生活習慣病を基礎疾患として起こるといわれています。予防するためには、軽く汗をかく程度の運動と十分な睡眠、バランスの良い食事、飲酒量は控えめに、禁煙、地域のイベントや仲間との活動など外出する機会を増やすなど、生活習慣を整えることが大切です。日々の生活に気をつけていても、「物忘れが多くなった」と心配されていませんか。老化によるもの忘れと認知症の物忘れは大きな違いがあります。表を参考にして正しく理解しましょう。
認知症になっても、何もかもわからなくなるわけではなく、そのひとらしさは失われませんし、訪問介護等のサービスを受け、穏やかに生活することが可能です。自宅で暮らし続けることができなくなった場合でも、グループホームで安心して暮らすこともできます。
認知症になったかなと心配な時の相談や受診の方法、サービスの受け方等について知っておきましょう。
【老化による物忘れ】
体験の一部を忘れる
ヒントがあると思い出せる
人や時間、場所がわかる
日常の生活に支障がない
【認知症の物忘れ】
体験全体を忘れる
ヒントがあっても思い出せない
人や時間、場所が分かりにくくなる
日常の生活に支障が出てくる
【認知症の方への接し方(3原則)】
1.脅かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない
コウダイケアサービス株式会社 執行役員 小田美紀子
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