神戸市北区にある南五葉児童館で活動しているよさこいクラブ「希龍」は、2015年2月から始まり、今年で結成7年目になります。現在、小学校2年生から6年生まで35名が所属しており、地域のお祭り等に参加しています。
「希龍」の名前は、結成当初所属していた子どもたちが、つけた名前です。「希望を持ち、龍のように高く上り続ける」という意味があり、見ている人たちが元気になるような踊りを踊ろうと心がけいています。

【過去の主な出演経歴】
神戸まつりパレード
KOBE ALIVE
神戸地域ビジョンフェスティバル
ユニバーサルミーツ
ベルスト鈴蘭台1周年記念
南五葉ふれあい夏祭り
ミュージックフェスタ

希龍の活動の中で大切にしている事は、「やる時はやる」「仲間を思いやる気持ち」「周りの方への感謝の気持ち」の３つです。

練習の時間は、週に１度約３０分だけ。その時に気持ちを切り替えて、集中して練習に取り組むことへの大切さを伝えています。

また、練習の時には子ども同士で教えあう事や、チーム全員で踊りや更生を考える事がよくあります。その時に、自分の思いだけでなく、周りの仲間の考えにも耳を傾ける様に、常に相手を思いやることを大切にしています。

そして、こうして希龍の活動を続けてこられたのは、周りの支えがあってからこそだと思っています。６年前、踊ることが好きな子供たちが集まって始まった希龍の活動ですが、子どもたちにとって、常に目標を持てる舞台があればと考えていました。その時一緒に考え、披露の場を提供してくださった地域の方達、そしてこのようなコロナ過で練習場所を化してくださった方達、様々な方が携わって下さったおかげで、ここまで活動してこられたと感謝しています。子どもたちにも、そのような気持ちを持ってもらえたらと思い、伝えています。

これからは、変化の大きい時代になってくると思います。どのような時にもしなやかに、そして周りの人達を大切にできるような人になってほしいと思います。

大坪磨依（所属　颯爽JAPAN）
梶田理恵