日一日と暖かくなり、日中は気持ちのいい陽気を感じます。暖かくなると薄着になり、肌を露出する機会が増えます。そうなると、やはりムダ毛が気になってきますよね。毛抜きやカミソリでの自己処理を続けていくと、確実に肌を痛めてしまいます。毛穴の開き、鳥肌、乾燥肌、カミソリ負け、雑菌による炎症など様々なトラブルを引き起こします。

また刺激を与え続けると、肌が黒ずんでしまうこともあります。そこで肌を痛めずに脱毛できる方法がレーザー脱毛です。

医療レーザー脱毛では、毛根のある皮膚の深いところまで届くハイパワーなレーザーを使用します。毛の黒色を感知して、毛の中に含まれるメラニン色素に集中的に熱を加えて組織を破壊します。そのため、表皮やその周辺の細胞を傷つけることなく確実に作用させ脱毛していくことができるのです。

じゃあ、露出の一番多くなる夏ぐらいから脱毛し始めれば良いか…と思った方！それでは少し遅いのです。脱毛施術は一度行うだけでは完了できません。その理由は、毛が生える周期が関係しています。

「毛」は、毛が太くなり伸びていく成長期、細くなって抜けやすくなる退行期、そして抜け終わった後から成長期にいたるまでの休止期という三つのサイクルを繰り返しており、実際に活動している毛は全体量の約30％ともいわれています。

つまり、目に見えている成長期の毛を脱毛しても、休止期の毛はまだ処理ができていないので、時間が経つと休んでいた毛穴から新しい毛が生えてきてしまいます。ですので、一つの部位に対して約一ヶ月半から二ヶ月ごとに数回のレーザー照射が必要となり、少なくとも半年はかかるというのが一般的です。

この夏をツルツル肌で過ごそうと考えている方は、今からが脱毛のベストタイミングですよ！！

こやまクリニック形成外科・美容センター長
武川　力