Pochitto(ぽちっト)神戸 | こやまクリニック 武川先生の美のワンポイント
更新:2018.7.23
第5回---こやまクリニック 武川先生の美のワンポイント
二重まぶたは目元がパッチリして見えるため、若々しく元気な印象を与えます、最近では、二重まぶた用の化粧品でメイクを行う方も多いでしょう。手軽に購入してメイクできるメリットがあります。 しかし、のりやテープを使うことで皮膚トラブルが起こったり、強力なのり付けによりまぶたを引っ張っる事で、まぶたのたるみを引き起こすことがあります。また、まぶたが極端に厚い場合、化粧品で二重まぶたを作ることは困難です。
そこで、二重まぶた形成術という方法があります。術式は大きく分けて2つあり、どちらも局所麻酔で施術が可能です。
①埋没法
糸を使って二重を作る手術であり、糸の本数や固定方法を変えることでとれにくくなる工夫を行っています。
②切開法
皮膚を切開し挙筋腱膜と皮膚の表面を癒着させることで二重を作る手術であり、切開の長さによって小切開・全切開に分けられます。
各術式には長所と短所があります。埋没法の長所はメスを使わないことです。短時間で二重まぶたを作ることができ手軽でやり直しもできます。短所は目の状態によっては、使用している糸がとれてしますことがあることです。 完全な癒着をおこすわけではないので、年月とともに緩んでいき、二重のラインがなくなってしますことがあります。切開法の長所は半永久的にな癒着を起こすため、二重ラインが元に戻ってしまうことは通常ありません。 短所は、皮膚を切除し縫合するので1週間糸がついているということです。
二重まぶた形成術は、どちらの施術も当日終わりますが術後の腫れや内出血を引かせる期間「ダウンタイム」が必要になります。個人差はありますが埋没法であれば2~3日程度、切開法であれば2週間程度必要だと考えられています。数ヶ月も経てば理想の二重ラインが完成するでしょう。
もうすぐ夏休みやお盆休みがやってきます!ダウンタイムを考えれば、夏休みや長期休暇がとれるタイミングで施術を考えられてはいかがでしょうか。
こやまクリニック形成外科・美容センター長
武川 力