Pochitto(ぽちっト)神戸 | スイスコラム
更新:2019.5.23
第1回---スイスコラム
ぽちっト神戸読者の皆様、はじめまして。スイスで料理の仕事をしている寺田と申します。
ひょんなことからお声をかけて頂き、こちらのコラムに参加することになりました。
転職をきっかけにスイスドイツ語圏に住むようになり、約20年以上が過ぎました。
当時と比べると、色々生活環境が変わり便利になっています。どう変わったかは、折々ご紹介していこうと思っています。
まずスイスと聞いての皆様のイメージはどういう感じでしょうか?
私自身は、アルプスの少女ハイジ、雄大な山々、時計、チーズ、チョコレートなどという感じでした。
実際に住んでみると、チーズとチョコレートの美味しさに猛烈に感激しましたが、以外と山々のイメージとは遠くかけ離れていました。
というのも、最寄りの都市はチューリッヒという所で、ガイドブックなどでは金融の中心地として紹介されています。規模的にはこじんまりとしてるのですが、必要なものがギュっとコンパクトに詰まっていて便利です。
知人のスイス人によると、他のヨーロッパの大都市と比べてチューリッヒは 「klein aber fein」誇らしげに語っていました。私の未熟な解釈では、「小さいけど、素敵な」又は「小さいけど、素晴らしい」という風にとれたのですが、的確に当てはまる言葉をご存知の方は、ぜひご指摘下さいませ。
次回から少しずつこちらの日常をジャンルに関わらずご紹介できたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
寺田氏
東京のホテルで洋食を修業後、単身スイスへ。スイス、チューリッヒのホテルでシェフとして活躍、現在、チューリッヒのフレンチレストランで働いている。