Pochitto(ぽちっト)神戸 | バレエが好きでブルガリアまで
更新:2023.11.23
第21回---バレエが好きでブルガリアまで
みなさんこんにちは!お元気ですか?日本では秋が深まり寒い日が増えてきているようですね。どうか暖かく、ご自愛ください。
私ごとですが、この夏からタイランド、フランス、ポルトガル、シンガポール、スペイン、マレーシアと世界中を飛び回りながらバレエを踊っています。やっとコロナの影響なしにあちこち飛び回れるようになりました。訪れた先で有名な世界の建造物や美術館の絵画を見に足を運ぶと、その圧倒的な姿とオーラに、やはり生で見るのと教科書で見るのでは全くの別物だなと感じます。
特に衝撃だったのはスペインの美術館で観たピカソのゲルニカです。戦争の悲惨さ、メッセージ、とにかく言葉では表せないパワーがそこにはありました。そして赤道付近の温かい国や、少し寒いヨーロッパなどあちこち移動しながら気がつくのは、季節の気温差が激しい、四季がある、少し寒いところほどクラシックな芸術や文化が栄えていると言うこと。
寒くなると人はアートを求めるのかもしれませんね。日本もこの条件に当てはまるから日本食は美味しく、さまざまな文化が発展したのかなとか考えたり。神戸は県立美術館、私立美術館、小さなギャラリー、各場所での展示展などがどこかで常に開催されており、生の芸術に気軽に足を運びやすい街でもあるかなと思います。見る、聴く、感じる感性を楽しみに、大切な人と芸術鑑賞デート、休日のお出かけなどはいかがでしょうか。もし退屈な休日があれば、足を運ぶことで少しでも彩りのある人生の中の一日に変わるかもしれません。最後まで読んでくださってありがとうございます。皆さんの今日の幸せを心から願っています。
↑タイの寺院
↑ピカソのゲルニカ
↑サグラダファミリア
藤村 咲久良
バレエダンサー。WorldBalletGrandPrixNewYorkファイナリスト。
日本の神戸出身。4歳でバレエを始める。高校生の時にアメリカのシカゴ、ヨーロッパのブルガリアへ短期バレエ留学。19歳で渡米。ニューヨークのJoffreyBalletSchoolからスカラーシップを貰い留学。現地のHariyama Balletでバレエアシスタントをするなど、1年間アメリカで活動する。今後はヨーロッパに移動し、プロのバレエダンサーとして活動予定。
2004年 神戸市北区バレエドエトワールにてバレエを始める
2009年 永井エコールドバレエ・永井康孝氏、永井小百合氏に師事
2015年3月 アメリカインディアナバレエコンサーヴァトリー2週間短期留学
2017年1月 明石バレエ協会くるみ割り人形(守山俊吾氏指揮)にてクララ、金平糖を踊る
2018年9月より、New YorkのJoffrey Ballet School に留学中