Pochitto(ぽちっト)神戸 | バレエが好きでブルガリアまで
更新:2020.3.23
第7回---バレエが好きでブルガリアまで
みなさんこんにちは!だんだん暖かくなってきましたね。お花見などされる方も多いんじゃないでしょうか。
今日はブルガリアの春の伝統的なイベントについて紹介したいと思います!
ブルガリアは3月の1日がМартеница(マルテニィッツァ)の日で祝日です。この日は友達や周りの大切な人の健康や幸せを祈って、マルテニッツァという赤と白の糸でできた可愛らしいミサンガを交換し合います。
このミサンガは、街の露店などで2月ごろから販売され始めます。そしてこのミサンガは、赤ちゃんを運んでくると言われるコウノトリを見た時、渡り鳥を見た時、果樹に花が咲いたのを見た時に願い事をし、近くの木にくくりつけます。とても素敵な伝統と文化ですよね。ミサンガ以外にもかわいいブローチや柄無しホウキ、ぬいぐるみのようなものも露店に並んでいて、見ているだけでも楽しいです!
私もバレエ団の友達や近所の人と交換しましたが、相手のことを思って渡す、仲が深まる、数が増えていくとお願いも増えるとなんだかとっても幸せな日でした。
今月のブルガリア紹介でした!
藤村 咲久良
バレエダンサー。WorldBalletGrandPrixNewYorkファイナリスト。
日本の神戸出身。4歳でバレエを始める。高校生の時にアメリカのシカゴ、ヨーロッパのブルガリアへ短期バレエ留学。19歳で渡米。ニューヨークのJoffreyBalletSchoolからスカラーシップを貰い留学。現地のHariyama Balletでバレエアシスタントをするなど、1年間アメリカで活動する。今後はヨーロッパに移動し、プロのバレエダンサーとして活動予定。
2004年 神戸市北区バレエドエトワールにてバレエを始める
2009年 永井エコールドバレエ・永井康孝氏、永井小百合氏に師事
2015年3月 アメリカインディアナバレエコンサーヴァトリー2週間短期留学
2017年1月 明石バレエ協会くるみ割り人形(守山俊吾氏指揮)にてクララ、金平糖を踊る
2018年9月より、New YorkのJoffrey Ballet School に留学中