Pochitto(ぽちっト)神戸 | チャイルドケモハウス
更新:2019.3.23
第4回---チャイルドケモハウス
【どんな大人になってほしい?】
子どもに、どんな大人になってほしいでしょうか?「優しい人」「思いやりのある人」「人の役に立つ人」など。子どもが成長するにつれて、その答えは現実的になります。「安定した収入が得られるように」「何か資格を取ってほしい」「一流企業に入ってほしい」など。
AIやロボットなどが普及するこれからの時代、どのように子どもを育てたらよいのか?これからの人類はどうなるのか?と不安に思っている方は結構多いのではないでしょうか。どうやって、子どもを育てよう……悩みますよね。子どもは、大人になるための準備として子ども時代を過ごすべきなのでしょうか?立派な大人になるために、今楽しむことを諦めさせて、子ども時代を過ごさせていいのでしょうか?
例えば、勉強。何のために勉強するのか?将来の役に立つからでしょうか。学生時代に学んだ数学が役に立っている人は、ほとんどいないはずです。「役には立っていないけれど、勉強をしていた時は、楽しかった。」「学ぶことは楽しかった。」と言える事が理想だと思います。子どもはみんな「学ぶこと」が好きだと言われています。新しいことを知る。
できなかったことが、できるようになる。簡単に言うと「学ぶ」とはそういうことなのだと思います。
例えば、運動。跳び箱を大人になってする機会はまずありません。なわとびで二重跳びができても、給料は上がりません。でも跳び箱を跳べたり、二重跳びができたりすると嬉しいと思います。
理想論かもしれませんが、子どもは子ども時代を楽しく過ごすことにより、結果として大人になっても楽しく過ごせるのだと思います。
みなさんが、楽しいと思えるのはどんな時ですか? 子どもがみなさんの年齢になった時、同じように楽しいと思ってくれるといいですね。幸せだなあと思ってくれるといいですね。
「がんになっても笑顔で育つ」をスローガンに活動をしている
チャイルド・ケモ・クリニック院長 楠木重範
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