Pochitto(ぽちっト)神戸 | チャイルドケモハウス
更新:2019.5.23
第5回---チャイルドケモハウス
【ナンバーワンとオンリーワン】
「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」というSMAPの名曲があります。「ナンバーワンになれない人は、オンリーワンにはなおなれない」という嘉門達夫さんの替え歌があります。
ナンバーワンは、第1位ということなので、誰かが基準を決める事になります。それは自分でも構いません。例えば、自分で「私はこの村の事を、一番大切にしている」と言えば、村を大切にする人ランキング、第1位(自分基準)になれます。つまり、想いや気持ちは、自分基準であればナンバーワンになれます。この自分基準が厳しければ他人からも認められるし、甘ければ他人からは認めてもらえないでしょう。
オンリーワンは、かけがえのない唯一の、ということなので、代わりがいないという事になります。例えば、友達を数人思い浮かべて下さい。あなたにとって、Aさんの代わりは、Bさんに務まりますか?務まらなければAさんはあなたにとってオンリーワンです。誰かのオンリーワンであることは、結構難しいと思います。お金だけの関係であれば、オンリーワンではありません。信頼されるか、愛されるかでないと、オンリーワンにはなれないのではないでしょうか。自分に甘い人は、信頼されにくいと思います。信頼されるためには、自分に厳しい人、つまり自分基準が厳しい人になります。
私は、子どものことを大切に考えている第1位(自分基準)は、自分だと思っています。そして、関わらせてもらう子どもとその家族にとって、ちょっとしたオンリーワンになれればと思いながら仕事をしています。
愛されている人は、ナンバーワンではないけれど、オンリーワンです。例えば生まれたての赤ちゃんです。友人や恋人や家族もそうでしょう。
仕事をする上では、ナンバーワンであり、オンリーワンでありたいと思います。
一人の人間としては、みんながオンリーワンだと思います。
「がんになっても笑顔で育つ」をスローガンに活動をしている
チャイルド・ケモ・クリニック院長 楠木重範
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