野次馬々日記

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更新:2024.1.23

第11回---野次馬々日記

【野次馬々日記 VOL11】

久しぶりに時刻表を使って旅をしました。というのは宮﨑の納骨堂に置いてきた亡夫の十七回忌。

いつもは弾丸ツアーと称し、フェリーで往復の墓参りですが、今回は決めるのが遅れたためフェリーは満席。あわてて鹿児島行きの空便を予約してしまいました。しかも夕方の便。鹿児島空港から宮﨑行きの高速バスと思っていたのですが、今はないことを突然知り唖然です。JRで宮崎入りしなければなりません。それなら帰路もJRで神戸までと時刻表を調べながらの計画がはじまりました。まず宿探し。空港から送迎のある素泊まりを予約。最寄り駅は日豊本線の国分とのことでした。取り合えず国分~神戸の乗車券と国分~宮﨑の「きりしま」の特急券をジパング倶楽部を使って購入。宮﨑で法事をすませ当日神戸へ帰るのは無理と判断。別府に泊まることにし宿を予約、使えるクーポンも手に入れ準備完了。

いよいよ当日。夕刻の出発です。神戸空港で寝酒のつまみにと「いかなごの釘煮」他を買って搭乗。鹿児島で迎えの車が何と「必要なものをどうぞ」とコンビニに寄ってくれました。夜食や飲み物、翌朝のおにぎり等を購入。宿はコテージで清潔な寝具、冷蔵庫、電子レンジなどがありましたが、なぜかコップだけがありませんでした。焼酎のお湯割りで夜食の後、就寝。消灯後、こちらの体の動きで点灯する照明が面白かったです。

翌朝五時五十分、外に出ると車が待機。国分ではなく隼人へ送ってくれました。隼人~国分の切符を購入し、六時十七分の「きりしま」に乗車。まだ真っ暗です。月が綺麗でした。霧島神宮を過ぎた頃、列車は突然霧の中、何とも幻想的な光景でした。都城を過ぎる頃夜が明け、三股シャクナゲ、山之口アジサイ、清武ウメ。宮﨑で暮らしていたころがよみがえります。いよいよ宮﨑駅です。なつかしい豊吉うどんで温かいうどんの朝食。日南線でお寺のある木花へ。木花駅は巨人軍のキャンプ地があるため巨人駅になっていました。お寺では、代替わりした御住職がお経をあげてくださいました。奥様は京都の仏教系の大学で出会われた富山のお寺の娘さんとか。因みに先代は私と同じ歳です。宮﨑駅に戻り「にちりん」宮﨑~大分、「ソニック」別府~小倉、「さくら」小倉~新神戸の特急券を購入。みどりの窓口で「大分から別府も同じ料金でソニックに乗り継げる」と教えてもらいました。頼りになりますみどりの窓口。(以下次号)

そうそう一か月前所用のついでに関東にある両親の墓参りをしました。時刻表はその時購入したものでした。

前号の拙文に思いがけないたくさんの感想文いただきました。末筆ながらお礼を申し上げます。ありがとうございました。

キョロキョロ野次婆々はまだウロウロしそうです。

過去の「野次馬々日記」情報

第1回

野次馬々日記(1)

更新:2022.5.23

第2回

野次馬々日記(2)

更新:2022.7.23

第3回

野次馬々日記(3)

更新:2022.9.23

第4回

野次馬々日記(4)

更新:2022.11.23

第5回

野次馬々日記(5)

更新:2023.1.23

第6回

野次馬々日記(6)

更新:2023.3.23

第7回

野次馬々日記(7)

更新:2023.5.23

第8回

野次馬々日記(8)

更新:2023.7.23

第9回

野次馬々日記(9)

更新:2023.9.23

第10回

野次馬々日記(10)

更新:2023.11.23

第11回

野次馬々日記(11)

更新:2024.1.23

第12回

野次馬々日記(12)

更新:2024.3.23

第13回

野次馬々日記(13)

更新:2024.5.23

第14回

野次馬々日記(14)

更新:2024.7.23

第15回

野次馬々日記(15)

更新:2024.9.23