Pochitto(ぽちっト)神戸 | 野次馬々日記
更新:2024.5.23
第13回---野次馬々日記
【野次馬々日記 VOL13】
神戸港を四月十四日夕刻出発、もう四月も終わりです。船は深?、シンガポール、マレーシアに寄港。赤道も過ぎました。マレーシアではカンポン(田舎)へのツアーに参加し村人たちとの交流を楽しみました。
船上での一日を紹介。
五時過ぎ起床。前夜配られた新聞をみて日程を決めます。六時朝食。はじめはレストランの和定食でしたが、量的なこともあり、ビュッフェで取ることが多くなりました。おかゆに梅干し、焼魚くらい。肉まんやえびギョウザがあると必ずたべます。六時半ラジオ体操、プールを囲んで三百人もの人々と共に。壮観です。その後ノルディックウオーキングで汗びっしょり。部屋に戻り、シャワー、洗濯。その頃、部屋の掃除が入るので本などを持ってでる。つい行ってしまうのが四階のカフェ。無料なのでホットサンドなど食べてしまいます。講演や映画など企画に参加し、十一時半お昼ご飯。一人参加者なのでいろいろな人とテーブルを囲みます。そして情報交換。サウナなど有料と思っていたものが無料と聞くと嬉しくなります。ある十六歳の一人参加の少女がいました。高校へは大検の資格を取り、働きたい広告代理店は十八歳以上の採用なのでバイトなどをしている。それを聞いた同じテーブルの女性は、中学生の孫(女)が小学生の頃から神職を目指し、現在少しひきこもりがちと話しました。子どもたちも色々な生き方をしていると思ったことです。またある時、声帯を失い、器具を使って発声する男性と同席しました。私たちのぶしつけな好奇心に、音の高低や歌も歌えるなど、実際に使って快く説明してくれました。午後は企画への参加、読書や昼寝など。 お気に入りの場所でぼんやり海を眺めることも。夕食は五時と時間が指定されています。洋食でいくつかの料理を選択します。三日間同じ品揃えなので、同席の人の選択したものを見ながら次の日の組み立てを考えたりします。ここでも情報交換や出身地の話などで盛り上がります。「何回目ですか」という会話もあり、リピーターの多いのも特徴でリピーターの多くは今回のクルーズの食事の良さを強調しているようです。夜は企画の他、お酒の楽しみがあり、たくさんのバーやラウンジがありと。この話はまたにして。
私は昨夜、部屋飲みでした。ベランダで揺られながら、右の耳は波の音、左の耳は石原裕次郎の語りと映画の主題曲を聞きながら、妹の差し入れのドクダミ酒を楽しみました。
次回は寄港地のことなどを書くつもりです。