野次馬々日記

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更新:2024.7.23

第14回---野次馬々日記

【野次馬々日記 VOL14】

白夜、ご存知でしょうか。昨夜十二時に日没した太陽は、今朝五時目覚めた時はすでに登っていました。旅は、初夏のさわやかなレイキャビックの一日を過ごし、出航したところです。今の時刻は十時半。離れていく街は、電気の明かりではなく、夕日に映える街並みです。旅ももう半分を過ぎました。思い出のいくつかを。

まずはオーバーランド(船を離れてのツアー)で行った南アフリカの四日間。海沿いを走るバスは景色が素晴らしく、山側の壮大な眺めも見飽きることがありません。下車観光の峡谷は下を見るとこわいような深さでした。強く印象に残っているのはサファリで見たチーターの食事。日の出前、寒いので湯たんぽを膝にジープで草原を走り回り、ライオンをはじめいろいろな動物を見ました。日ものぼりかけた時、獲物を食べているチーターを見つけました。昨日夕方、別のジープが獲物を狙っているのを見たと聞いていたので、一晩かかって仕留めたのでしょう。頭部や足など食べる様子を息をころして見ていました。

ナミビアを出ると十日間の洋上生活。私は朝のラジオ体操、デッキでノルディックウォーキングと健康的な生活でした。エレベーターを使わず階段の登りを意識的にしたので足がしっかりしてきたように思います。

ヨーロッパに入り、リスボン、ル・アーブル、ロンドンを経てベルゲン(ノルウェー)です。ソグネ、ヌース、二つのフィヨルドを見ることができました。物語を作りたくなるような風景。緑の山々、白い滝、赤い屋根。今回ベランダのある船室だったので寒さを気にすることなく楽しみました。でも要所では船頭や船尾へと走り回りました。南アフリカの大地やフィヨルドの壮大さを見て、地球の大きさと歴史を感じたところです。

太陽はまだ沈みません。手を休めて外に出てみました。不思議な太陽を見つけました。何とブルーやピンクで輝いているのです。はじめて見るものでした。後には月?太陽に重なるように見え隠れする白いもの、こんな現象はじめてでした。部屋に戻りカメラを持って再びデッキに、船員がもっと上へと誘導してくれ、太陽は真っ赤な夕日になっていました。

これからニューヨーク、そしてはじめての国、コスタリカ、コロンビアを楽しみにしています。久しぶりのパナマ運河は何を思い出させてくれるのでしょうか。

過去の「野次馬々日記」情報

第1回

野次馬々日記(1)

更新:2022.5.23

第2回

野次馬々日記(2)

更新:2022.7.23

第3回

野次馬々日記(3)

更新:2022.9.23

第4回

野次馬々日記(4)

更新:2022.11.23

第5回

野次馬々日記(5)

更新:2023.1.23

第6回

野次馬々日記(6)

更新:2023.3.23

第7回

野次馬々日記(7)

更新:2023.5.23

第8回

野次馬々日記(8)

更新:2023.7.23

第9回

野次馬々日記(9)

更新:2023.9.23

第10回

野次馬々日記(10)

更新:2023.11.23

第11回

野次馬々日記(11)

更新:2024.1.23

第12回

野次馬々日記(12)

更新:2024.3.23

第13回

野次馬々日記(13)

更新:2024.5.23

第14回

野次馬々日記(14)

更新:2024.7.23

第15回

野次馬々日記(15)

更新:2024.9.23