Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2019.11.23
第1回---聴こえのコラム
体の変調には、痛みを伴ったりして比較的気がつきやすいものと、自覚症状がなく気がつきにくいものがあります。
中には気がついても、「気がつかなかったことにしたい…」といった性質のものもあるかと思います。
聴こえはその典型ではないでしょうか。
はじめはほんの少しの違和感で、何となく話の内容が分かりにくかったり、「え?」と聞き返しが増えたり、テレビの音が大きいと言われたりする場合が多いようです。
ただ、目に見えて何か変化が明確にある訳ではないため、どうしても「まあ大丈夫」と後回しにしてしまうケースが多いのも事実です。
ここで、聴こえとは一体どういうしくみなのか、簡単に見ていきましょう。耳からの情報は、鼓膜、内耳、神経を通って脳に伝えられます。
脳で認識をされて初めて、「聞こえる」「聴こえる」となります。
一般的に、聞く(聴く)のは耳と思われていますが、耳はあくまでもその入口であり、実際に聞いて(聴いて)いるのは脳で、耳と脳が連携して行う作業です。
どちらに不調があっても聞こえ(聴こえ)づらくなります。ここで敢えて「聞」と「聴」の漢字を使い分けているのには理由があります。
「聞」は単に音として聞こえる、「聴」は聞いてその内容を理解できる、という意味で、この二つの違いは非常に重要です。
多くの方が聴こえづらくて困っておられるのは、「聞」というよりも「聴」の方だと思います。
次回は、聴こえのさまざまな機能と補聴器の関係について解説します。
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