Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2022.3.23
第14回---聴こえのコラム
日本と海外の補聴器事情について
ある統計によりますと、日本の難聴者(自己申告)の割合は人口の約11%で、この数値は海外でも大きな差は見られませんでした。 ところが、「補聴器所有者」となると、日本の約13・5%(上記11%のうちの)に対して、デンマークでは47・8%、ノルウェー、イギリス、スイスも軒並み40%以上で、日本の3倍以上の補聴器普及率となります(JAPAN TRAK2015調査結果より Signia Gmb)。
尚、先述の国々では公的な補助が充実しており、それが高い普及率の一因であるのは間違いないでしょう。ただもう一点、重要な違いがあると考えています。
それは、補聴器に対する意識の違いです。日本での補聴器に対するイメージは、最近でこそ少しずつ変わっては来ましたが、依然ネガティブなものが少なくないのに対して、欧米ではメガネと同じような感覚で早い段階から補聴器を装用する方が多いと言われています。
近年、聴こえの様々な機能の衰え(「早口が聴き取れない…」「騒がしい中での会話が難しい!」等)に対して、補聴器の早期装用が有利であることが、様々な研究成果により指摘されていますが、これは私どもが現場で肌で感じる感覚とも合致します。お金では決して買うことのできない「聴こえ」について、少しでも早く対策を立てることの意義を、是非多く の方に知っていただきたいと考えております。
また、聴こえに不安をお感じの方、身近にそのような方がおられるご家庭では、この機会に、ご家族皆様でもじっくり話し合ってみられてはいかがでしょうか。
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