Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2024.3.23
第26回---聴こえのコラム
補聴器が嫌われるワケ①
初めて補聴器の相談に来られる方で、前向きな気持ちで来られる方は少ないと思います。補聴器がどうしてこれほど「人気」がないのか、考察してみました。
考えられる理由
①年寄り臭い(印象)
②雑音がうるさい(という噂)
③とにかく高い
大きく分けるとこの三つが、補聴器が敬遠される要因ではないかと考えます。それぞれ一つずつが大きなテーマですので、三回に分けて解説をしてきます。今回は①の年寄り臭い(印象)について、見た目と実態の両面で見ていきます。
■最近の補聴器は小型化の傾向
写真はごく一部ですが、装着をしていることが分からないような超小型のものもあります。(写真右)昔よりもスタイリッシュになっていて、いかにも「補聴器」というものは少なくなってきています。 また、これは弊社オリジナルですが、補聴器に専属デザイナーが装飾を施し、アクセサリー感覚でお付けいただけるものも制作しています。こちらについては改めてご案内の機会を作ります。
■補聴器は老化の象徴なのか?
難聴とは、聴力低下の影響で耳から脳に音声情報などが届きにくくなっている状態です。「聴く」という分野に関して言えば、脳はある意味運動不足のような状態になっている、といえます。そのような状態が続くことで、脳の働きの衰え→認知症のリスク、が最近盛んに叫ばれています。補聴器をつけることで、この(聴こえに関する)脳の運動不足の状態が改善され、リハビリ効果が期待できる、と言われています。つまり、実態は「年寄り臭い」の真逆で、アンチエイジングと言えると思います。人間の体は、使わないところから衰えていくことはよく知られていますが、聴こえも例外ではありません。
補聴器のリハビリ効果については、過去のコラムでも何度か取り上げていますので、ご興味があればそちらも是非ご一読ください。
↑弊社オリジナルデザイン
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