Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2020.1.23
第2回---聴こえのコラム
前回、「聞」と「聴」の違いにつ いて触れましたが、言葉を「聴 く」ということについてもう少し考えてみましょう。
単に聴力(音を感じる感度)が下がっただけで あれば、不足した音を補聴器等で補充してあげ ることで、問題はすべて解決するはずです。
ところが、多くの方が苦労されているのは、別 に原因があるから、と考えるのが自然です。
具体的に見ていきましょう。
【聞き間違い 】
言葉を正しく聴きとる力が衰えますと、聞き 違い、或いは声は聴こえても内容が理解できな い、ということが起こります。
語音明瞭度測定、という方法で、現状を数値で ある程度把握することが出来ます。
【早口が聴こえづらい 】
最近は早口の話についていけない、以前はそ んなことはなかったのに…。
そういう方も、早口についていけなくなる何 らかの変化(衰え)が起き、脳の処理スピードが追い付かなくなった、と考えられます。
その他にも、騒がしい中での聴こえづらさ(周 波数等の選別)や、話の内容を忘れてしまう(短期記憶の低下)、といったことも大きな要因として考えられます。
これらは脳のはたらきの問題であり、補聴器 を活用して聴力を正しく補正することにとどま らず、脳の働きそのものを活性させるリハビリトレーニングが必要です。
補聴器による正しい聴力補正と、トレーニングを組み合わせることで、聴こえの改善が期待できます。
次回はReで取り組む補聴器の3ヶ月試聴と トレーニングについて解説します。
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