Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2020.11.23
第6回---聴こえのコラム
聴こえと脳の働きには密接な関係があることが、最近ようやく知られるようになってきました。それでも、補聴器そのものへの理解は、まだまだ充分とは言えないのが現状です。その原因の一つは、分かりにくい価格の設定ではないかと考えています。どの程度の効果が期待できるのかが分からないまま、決して安くはない補聴器を購入し、充分な効果を得られる前に、諦めてしまっている方が少なからずおられる…そのことが補聴器のイメージを下げ、分かりにくくしている大きな原因の一つだと考えます。
現在、日本国内の補聴器購入価格の割合を見ますと、1台15~20万円程度が全体の半分近くを占め、汎用タイプと言えると思います。中には1台50万円を超えるようなハイテク補聴器もあります。この金額を聞かれて、どのような印象をお持ちでしょうか。初めてお聞きになる方の多くは、その金額に驚かれますが、では補聴器は不当に高額なのでしょうか?
補聴器の働きとは、一言で言うと脳に情報を橋渡しすることです。耳の不調で、脳に情報が届きにくくなっている状態を改善するため、足らない音・情報を、足らない分だけ補充する、それが補聴器の役割です。
正しい調整が出来、脳にしっかりと情報を届ける環境を整えることで、脳の働きを活性化し、聴こえの根本的な改善につなげていく。それができれば、もう既にお金の問題ではなくなっていると思います。
また、以後何年も続く補聴器店でのメンテナンス(補聴器の音の調整や点検、クリーニングなど)費用も価格の中に含まれております。
そこまでのご理解をされた上で、改めて補聴器の価格をご覧になってみてください。
聴こえの改善を促す、かけがえのないパートナーと捉えれば、その価値は大きく変わってくるのではないでしょうか。
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