補聴器のReの聴こえのコラム

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Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム

更新:2022.5.23

第15回---聴こえのコラム

補聴器はどうして高いの?

これまで、聴こえと脳の関係、補聴器の早期装用の有効性などについて、さまざまな角度からお伝えをして参りました。ところが、いざ一歩踏み出そうとするとどうしても価格の問題が…という方も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は補聴器の価格について、相場と価格の内訳について解説します。

先ずは相場から。左図のとおり、国内で購入された補聴器価格の平均は、両耳で20~40万円(Japan Trak2018データを引用)で全体の約半数です。あくまで平均値ですが、まずこの金額をどのようにお感じでしょうか?

次に補聴器価格の内訳についてです。こちらは大きく分けて二つの要素があります。補聴器本体の価格と、継続して適正にご使用いただくための専門の技能者によるケアサポート料(技術料)です。最新の補聴器にはAI技術が導入されているものもあり、相当なハイテク機器であるのは確かですが、技能者による適正な調整ができてはじめてその性能は活かされます。また、補聴器の耐用年数と言われる約5年間、聴こえが変化することもありますので、都度技能者によるケアサポートは継続されます。このような費用が全て含まれているのが現状の補聴器価格ということになります。 これらを総合して、改めて右記の金額をどのようにお感じでしょうか?

真の価値が分かると、価格に対する考え方も変わると思います。聴こえで何かしらご不便をお感じの場合は、まずは一度体験されてみてはいかがでしょうか?

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