Pochitto(ぽちっト)神戸 | 聴こえのコラム
更新:2021.7.23
第10回---聴こえのコラム
今どきの補聴器ってどんなもの?
これまで数回にわたって、さまざまな角度から「聴こえ」を取り上げて参りましたが、今回は補聴器の機能についてのお話をします。 補聴器は医療機器としての効果が検証され、厚労省の認可を受けている医療器具です。
補聴器には様々な調整機能があり、単にボリュームの上げ下げだけでなく、ほとんどの器種で音の高さ(周波数)や大きさごとに細かく調整が出来るようになっています。耳鼻科さんで受けられる聴力検査の結果は人それぞれで、また音の感じ方も多様ですので、それに合わせて細かな調整が出来るようになっています。音響ミキサーなどにあるような調整機能が、あの小さな器械の中にあるのです。
また、騒音抑制やAI技術を駆使した環境適応の機能が内蔵されている器種もあり、快適性は格段に上がっています。そういうと万能な機器のように思われるかもしれませんが、それでも人間の聴こえの働きには遠く及ばないのも事実です。つまり、耳と脳の持つ本来の聴こえの機能をできるだけ良い状態に維持しておくことが、より良い聴こえのためには最も重要なのです。補聴器はそれを実現するための補助具であり、脳を活性化するための「リハビリ機器」ともいえると思います。リハビリも早めの開始が有効なのと同様に、聴こえも早めの対策が何よりも効果的です。
もしも聴こえに不安を感じられましたら、先ずは耳鼻科さんを受診の上、補聴器を実際に体験してみられてはいかがでしょうか。
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