Pochitto(ぽちっト)神戸 | ぽちトピックス(ふれ愛びと)
更新:
菊正宗酒造記念館
施設情報
施設名 | 菊正宗酒造記念館 |
---|---|
場所 | 〒658-0026 神戸市東灘区魚崎西町1-9-1 アクセスマップはこちらへ⇒ |
営業時間 | 午前9時30分~午後4時30分(団体のお客様はご予約下さい) |
定休日 | 年末年始 |
お問合せ | 078-854-1029 (FAX078-854-1028) |
駐車場 | - |
その他 | 【入館料】無料 【樽酒マイスターファクトリー】見学会のご予約は、見学予定日の2日前までにHP予約サイトからご予約下さい。※衛生管理上、見学時に「ネット帽」の着用をお願いしております。 |
アクセス
「菊正宗酒造記念館」後藤館長様にお話を伺いました。
- Q創業は?
- A創業は万治2年(1659年)、徳川4代将軍家綱の時代に材木商を営んでいた嘉納治郎太夫宗徳が本宅敷地内に酒蔵を建て、酒造業をはじめました。明治19年(1886年)に「菊正宗」ブランドを商標登録し、2019年には創業360年を迎えます。
- Qこだわりと特色は?
- Aなんといっても「生もと(※1)造り」ですね。アルコールを造る酵母を育てる「もと(※1)」(酒母)を水、米、米麹から手作業で、様々な工程を行い、4週間かけて造り上げる江戸時代より伝わる製法です。また「寒造り」と呼び、年間で最も寒く雑菌の少ない季節にこの工程を行います。 この生?造りの製法により元気な酵母ができ、その酵母が雑味成分の少ないきれいな質のお酒を造り、スッキリした切れのある味わいを生んでおります。また主力の樽酒商品は、びん詰商品発売50年を機に、2017年11月に、樽酒のうまさの秘密を実感して頂く「樽酒マイスターファクトリー」を開館しました。 厳選された吉野杉と5メートル以上ある竹だけで熟練の職人が酒樽を作る工程が見られます。(要予約)
(※1)酒へんに元 - Q百黙という銘柄が話題になっていますね。
- A2016年に菊正宗ブランド130年を記念に新ブランド「百黙」を立ち上げました。 三木市吉川特A地区の契約栽培された山田錦を100%使用した純米大吟醸。六甲山系の良い風、良い水、そして良い米を360年受け継がれる伝統の製法で丁寧に造っております。「日本の日本酒から、世界の日本酒へ」をコンセプトに世界各国の料理、食材の味わいを最大限に引き出せるお酒となっています。 「百黙一言」寡黙な人が発する一言は的確で感銘を与えるという言葉を引用し、多くを語らず、主張せず、ただ飲んで味わいを感じて欲しいと思っています。
- Q読者に向けて一言
- A 「百黙」は現在、兵庫県とフランスパリ限定販売としております。360年の歴史を支えてくれた兵庫県、また灘の土地に感謝するとともに、「世界の日本酒へ」の舞台として、世界トップの美食の街パリで挑戦しております。また、菊正宗は日本酒が肌に良いということから保湿成分の高い化粧品も作っております。伝統を守りつつ、新たな挑戦にも日々取り組んでおります。日本酒の奥深さとより深く美味しさを楽しんで頂くためにも、是非一度、菊正宗酒造記念館にお越しください。