Pochitto(ぽちっト)神戸 | ぽちトピックス(ふれ愛びと)
更新:2020.3.23
兵庫県立美術館
施設情報
施設名 | 兵庫県立美術館 |
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場所 | 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内) アクセスマップはこちらへ⇒ |
営業時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)) |
お問合せ | 078-262-0901 |
駐車場 | あり |
その他 | ※その他詳細はホームページをご覧ください。 URL:https://www.artm.pref.hyogo.jp/ 建物の周囲には、国内外のアーティストの作品が点在しています。野外作品は撮影自由です。 |
アクセス
「兵庫県立美術館」古巻様にお話を伺いました。
- Qいつ頃開館しましたか?
- A1970年に現在「原田の森ギャラリー」「横尾忠則現代美術館」のある場所に、兵庫県立近代美術館として開館しました。平成7年阪神・淡路大震災で被災し、平成14年に「文化の復興」のシンボルとして現在の場所に移転、新たに兵庫県立美術館として開館しました。
- Qどのような美術品が展示されていますか?
- A国内外の彫刻・版画を多数収蔵しているほか、現在、海外で評価も高く、戦後の関西でもっとも重要な前衛美術運動を展開した「具体美術協会」のメンバーの作品を数多く所蔵しています。また、兵庫ゆかりの洋画家として、小磯良平や金山平三も充実したコレクションを有しており、それぞれ記念室を設けています。コレクション展では、これら1万点を超える作品を、常設展示室で年2回展示替えしながら順次紹介しています。
- Q美術館の特色としては?
- A建築家安藤忠雄氏により前面の海に接する西隣のなぎさ公園と、一体的に設計された美術館となります。建物自体が、安藤忠雄氏の思いと遊び心の詰まったものとなっています。美しい渦巻状階段の円形テラス、人の流動性を考えた屋外オブジェの配置など、展示品を見るだけでなく、美術館にいる時間や、空間を隅々まで楽しんで貰えるように考えて設計されています。建物自体が美術品となっている美術館です。令和元年から安藤氏の作品模型等を展示するAndo Galleryも新たにオープンしました。
- Q読者に向けて一言
- A企画展示室では、年に5本くらい特別展を開催します。今年は、前身の近代美術館が開館してから50年目となり、4月11日より開館50周年特別展「超・名品展」を開催します。50年という年月での美術の概念の変容や受容のされ方にも注目しながら、名品とは何かについて、今後の美術館の可能性とともに探ろうとするものです。また、特別展以外にも、安藤忠雄氏の講演会、教育プログラムとして美術講座、こどもプログラムなども開催しています。また、カフェレストラン、ミュージアムショップのほか、のんびり海を眺められるスペースもあり、1日中楽しめますので、是非気軽にご来場ください。