動物と触れ合うことで癒された経験のある方は少なくないのではないでしょうか。

「アニマルセラピー」は動物介在療法とも言われ、動物と触れ合うことでその人のストレスを軽減させたり、自信を持たせたりすることで精神的な健康を回復させることができる療法のひとつと考えられています。（厳密には動物と単に触れ合うだけの動物介在活動とは区別されます）

「アニマルセラピー」の歴史は古く、古代ローマ時代に戦争で負傷した戦士のリハビリに乗馬が用いられたのが起源とされています。

具体的にはストレスを軽減させることで、血圧が安定したり、コレステロール値の減少、痛みの緩和、認知症症状の改善などの生理的効果や、「行動してみよう！」という気持ちを起こさせるといった心理的効果も期待できます。

私は西鈴蘭台の変化を薬局店頭で25年以上に渡り見てきて、地域の高齢化と共に認知症対策が必須であることをひしひしと感じています。そして薬局薬剤師として何かできないかと考えて始めた活動の一つが４年前より始めたセラピードッグによる「アニマルセラピー」です。セラピー犬カイが毎週木曜日、五葉薬局へ出勤し、セラピー活動を行っています。

セラピー活動以外にも、カイを通して地域のコミュニケーションが深まるなどの社会的効果も得られているのはうれしい誤算です。

犬好きな方は是非、木曜日に五葉薬局へ!!

五葉薬局 代表 古川太津子