Pochitto(ぽちっト)神戸 | 五葉薬局 たづこ先生の健康情報
更新:2021.5.23
五葉薬局 たづこ先生の健康情報【コロナうつにならないために】
コロナうつにならないために
長引くコロナ過で私たちの生活は激変しました。
感染拡大を避けるためのステイホームで在宅勤務が急速に進み、家の外ではSDソーシャルディスタンス)が根付いてきましたが、逆に家の中では家族同士の距離が近くなり、DVなどの家庭内トラブルが増えていると聞きます。昔、「亭主元気で留守がいい」というCMもありましたね^^;
一日中一緒にいることがストレスとなり、「肝」の「気」が巡らなくなる状態を「気滞」と言い、これは同時に「気鬱」も引き起こします。また、パソコン、テレビゲームのやりすぎ、動画配信サービスの見過ぎ(これは私も心当たりが(^_^;))などで目を酷使すると「目」は「肝」と密接な関係があるので「肝」も疲れますし、ブルーライトを大量に浴びると脳は興奮し、良質の睡眠の妨げになります。
「気滞」が起こるとイライラします。このような状態を放置すると血圧が上がることもあります。さらに症状が進むと情緒不安定に、すぐに怒る、口が苦い、頭痛、目がショボショボする、めやに。白目が黄色いなどの「熱」症状が頭部に出ます。食養生としては、まず、香りの良いもので「気」を発散させ、苦みのあるもので怒りや興奮を押さえます。
お勧め食材・・・みかんの皮、ジャスミン茶、ミント茶、菊花茶、香草類(三つ葉、大葉、パセリ、ミントなど)茗荷、グリンピース、カツオ、カレイ、春菊、新玉ねぎ、ウコン、筍、ふき、うど、タラの芽、わらび、ごぼう、クレソンなど
まだまだ続きそうなコロナ過。コロナ感染対策も大事ですが、心を健全に保つことにも気を配りたいですね。
五葉薬局 代表 古川太津子