Pochitto(ぽちっト)神戸 | 五葉薬局 たづこ先生の健康情報
更新:2018.1.23
五葉薬局 たづこ先生の健康情報【加齢女子より華麗女子へ !】
数十年振りの同窓会。A子は髪もお肌もつやつやで、とても同じ年齢には見えません…なんて経験はありませんか?この差は一体何なんでしょう?
答えは「腎」。漢方では、腎は生命を維持するエネルギー源「精」(成長・生殖機能)を蓄え、体内の水分をコントロール(排尿機能)をする『生命の源』とも言われる大切な臓器。身体全体の健康と深く関わっています。なので腎に蓄える精が不足して機能が衰えると、不妊症や精力の減退、更年期障害、骨粗鬆症、排尿トラブル、脱毛、もの忘れ、 聴力低下といったさまざまな不調や老化現象が現れるのです。
また、腎が弱くなると他の臓器にも影響するため、身体の免疫力や回復力が低下してしまうことも。 これは反対に考えると身体の不調が腎の状態を教えてくれるということ。腎精は、腎が一番元気な20代をピークに自然と減っていくもの。この衰えを止めることはできませんが、日頃の養生で衰え方を緩やかにすることはできます。また、最近は極端な偏食や睡眠不足などの影響により、若くても腎の弱い人が少なくありません。
■腎を元気にする食べ物を努 めて摂るようにしましょう。
【腎を元気にする食べ物】
木の実類(クコの実、くるみ等)ネバネバ、渋いもの(山芋、銀杏、牡蠣、もち米等)温性のもの(牛・鶏・羊肉、海老、ニラ、生姜、シナモン等)黒いもの(黒豆、黒きくらげ、黒ゴマ)天然でしょっぱいもの(なまこ、海苔、昆布等)
■腎を守る習慣をつけましょう。
【腎を守るには】
1腹式呼吸
2腎は腰にあるため腰を鍛え ましょう。
3腎に効くツボ「湧泉」を刺激しましょう。青竹ふみも可。
4暗算、暗記など普段から脳 に刺激を。
5腎は冷えを嫌います。特に 腰回り、足元はしっかりと 温めましょう。
これで貴女も華麗女子 !!
五葉薬局 代表 古川太津子