Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2020.7.23
第15回---神戸大学コラム
【ハーブで創作活動「神大ふるふる」編】
新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で過ごす時間が増えて、おうち時間の楽しい過ごし方を模索していませんか。そんな人には、創作活動としての料理をお勧めします。
家事の中でも料理は、食材を選んで、細かく切ったり、ランダムにちぎったり、火にかけて焦がしたり、熱湯で柔らかくしたり、手と道具を使って、視覚だけでなく、嗅覚も聴覚も駆使しながら、新しいものを生み出す作業です。
そして、できあがった料理を口に入れると笑顔になれます。レシピ通りにつくらずに、自分の感覚でアレンジしてみて一層おいしくできあがったときには、ドヤ顔にもなってしまいます。そんな創作活動に、きっとハーブソルト「神大ふるふる」が役立つはずです。
「神大ふるふる」は、神戸大学の学生が株式会社香寺ハーブ・ガーデンと姫路市夢前町山之内の人たちと共同開発したハーブ調味料です。山之内で栽培されたマルベリー(桑)の葉をはじめ、ハイビスカスやローズマリーなど複数のハーブがブレンドされています。
ハーブは、ラテン語で「草」という意味で、健康や美容によい香草のことです。マルベリーの葉には血糖値の上昇を抑える効果、ハイビスカスには疲労回復、ローズマリーには集中力を高める効果が一般的に知られています。「神大ふるふる」をふりかけると複雑なハーブの香りが口の中に広がり、普段の料理が一味変わって、新しい料理に変身します。
開発に携わった学生たちは、このハーブソルトの開発を通じて限界集落に近づいている地域の問題やチームで活動する難しさを学びました。そして、この商品が多くの人を幸せでFULL(ふる:満たすという意味)にして笑顔にできると信じています。
「神大ふるふる」は、香寺ハーブ・ガーデンの店舗またはネット販売、あるいは、神戸大学生協の店舗にてお買い求めください。
(バリュースクール 助教・祇園景子)
神戸大学総務部広報課