Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2024.1.23
第35回---神戸大学コラム
【「阪神・淡路大震災30年事業委員会」を設置】
2025年1月17日に、阪神・淡路大震災から30年を迎えます。神戸大学は被災地の国立大学として、防災や復興にかかわる研究、国内外における研究成果の発信、地域社会への貢献活動を進めていますが、30年の節目を機にあらためて全学的な蓄積を整理し、今後の研究や教育、教訓の継承等について考える事業を展開するため、「神戸大学阪神・淡路大震災30年事業委員会」(委員長:藤澤正人学長)を設置しました。委員会は4つの実行委員会を下に置き、2024年1月27日にキックオフシンポジウムを皮切りとして、その後、約1年にわたりさまざまな事業や活動を継続していく予定です。
【今後の各実行委員会の事業予定】
①慰霊・追悼実行委員会
震災30年の慰霊・追悼式典等を企画、開催します。
②歴史資料・記録・映像実行委員会
神戸大学附属図書館に設置している「震災文庫」をはじめ、学内に蓄積している震災関係資料や映像などを有効に活用し、今後の資料収集・保存・継承のあり方を検討していきます。
③大震災30年研究実行委員会
本学では、阪神・淡路大震災を機に「都市安全研究センター」を設置するなど、防災、減災、復興にかかわる調査・研究を積極的に進めており、その研究成果をシンポジウム、セミナー等で広く発信していきます。
④地域連携・ボランティア実行委員会
阪神・淡路大震災以降、大学として実施してきた地域連携の蓄積、学生と教職員が取り組んできた地域・被災地支援等のボランティア活動の実績を生かし、活動のさらなる発展を目指すための事業を実施します。
神戸大学総務部広報課