Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2022.9.23
第28回---神戸大学コラム
【神戸大学とSDGs】
神戸大学の様々な魅力をお伝えする「神戸大学コラム」。第28回のテーマは、「神戸大学とSDGs」です。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。SDGsが採択された9月25日を含む約1週間を毎年「SDGs週間(Global Goals Week)」とし、SDGsに関わる意識変容・行動変容を促すイベントが世界各国で開催されています。そこで今回は、神戸大学のSDGsへの取り組みをご紹介します。
神戸大学では2020年2月にSDGs推進室を設立し、SDGsを達成するための取り組みをスタートしました。推進室は産官学連携を特色としており、産官学連携プラットフォーム「神戸大学SDGs研究交流会」や、自治体や企業と連携して取り組む社会連携プロジェクトの推進、学生・教職員や研究交流会の企業を対象にした「神戸大学企業SDGs講座」などを行っています。推進室が開催しているイベントのひとつ「神戸大学SDGsフォーラム」は、毎回テーマを変えて開催しており、自治体や企業のSDGsに関する取り組みの発表や、学生を交えたパネルディスカッションが行われます。これまでに6回開催し、フォーラムの様子は公式 YouTubeチャンネルからご覧いただけます。
また、大学の研究成果をいかす取り組みも多く行われています。例えばバイオテクノロジー分野では、微生物や細胞の機能を利用して、植物に含まれる糖などから燃料や化学品・医薬品・機能性食品を生産する「バイオものづくり(合成生物学)」の研究開発を進めており、岸田首相や末松文部科学大臣(当時)、萩生田経済産業大臣(当時)らが視察に訪れるなど期待が寄せられています。
みなさまもぜひこの機会に、SDGsに注目してみてはいかがでしょうか。
神戸大学総務部広報課