Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2018.11.23
第5回---神戸大学コラム
【ドラマの舞台となった神戸大学】
コラム神戸大学の様々な魅力をお伝えする「神戸大学コラム」。第5回のテーマは、「ドラマの舞台となった神戸大学」です。
10月から始まったNHK連続テレビ小説「まんぷく」。ご覧になっている方も多いと思いますが、実は、このドラマの一部のロケが神戸大学で行われており、「六甲台本館」と「兼松記念館」が登場します。どちらも昭和初期に建てられた歴史のある建物で、国登録有形文化財に登録されています。監督をはじめ制作スタッフの方々が数回ロケハンに訪れて検証され、戦後の大阪を舞台とする「まんぷく」のイメージにぴったりであったため、ロケ地として選ばれました。
神戸大学が登場するのは、ヒロインである福子が公衆電話で電話をかける場面や、大阪地方専売局、警察署の場面です。ロケでは、福子を演じる安藤サクラさんをはじめ、数人の俳優さんやエキストラの方々が来学。現在使用している掲示板は隠し、現代的なサッシには目張りをしてカモフラージュするなど、細かな部分にまで細工を施し、当時の風景を限りなく再現して撮影が行われました。このコラムが掲載される頃には、神戸大学で撮影した場面はすでに放送が終わっているかもしれませんが、本学の他にも、関西圏を中心に様々な場所がロケ地として使用されています。是非、「身近な場所が登場しているかも」という観点からも、ドラマをお楽しみいただければと思います。
また、本学では過去にも、連続テレビ小説「べっぴんさん」、2015年公開映画「日本のいちばん長い日」、2016年公開映画「海賊とよばれた男」などのロケが行われたことがあります。お近くにお立ち寄りの際や、キャンパスツアーなどの機会をご利用いただき、ドラマ・映画のロケ地という観点で散策いただくと、神戸大学の新たな魅力を発見していただけるかもしれません。
神戸フィルムオフィス(ロケ地検索:神戸大学)
http://www.kobefilm.jp/
神戸大学総務部広報課