Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2021.3.23
第19回---神戸大学コラム
【応援団総部60周年】
神戸大学の様々な魅力をお伝えする「神戸大学コラム」。第19回は、「神戸大学応援団総部」を取り上げます。
応援団総部は神戸大学を盛り上げる部活として、スポーツ応援やステージ演舞、交流会の開催など幅広く活動しています。その歴史は長く、設立されたのは1960年。学ラン姿のリーダーとチアリーダーが所属する「応援団」と、「吹奏楽部」で構成されています。昨年創立60周年を迎え、今年1月には記念式典が行われました。
そんな応援団総部には苦難の時期がありました。10年前から部員が減少し、2015年からリーダー団員がいない休部状態に。応援は吹奏楽部が単体で行う事態となりました。
それから3年が経った2018年春、神戸大学に3年次編入した宮脇健也さんによって、再び歴史の歩みを進めます。
第59代神戸大学応援団総部団長・宮脇さんは、小学生の頃から続けていた馬術の道を離れ、応援団に入部しました。「すごく悩みましたが、OBの方や吹奏楽部の方の話を聞いて、みなさんのサポートを受けながら応援団を復活させたいと思いました」と当時を振り返ります。
1年間、部活動と新入生の勧誘に奔走した結果、女子団員も含めた7名が新しく加わり、応援団は完全復活を遂げました。現在は、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮しながら練習を行っています。
活動休止状態から復活させた宮脇さんは、今年1月で引退となりました。新体制となった応援団は、これからも頑張る誰かを応援します。
神戸大学総務部広報課