Pochitto(ぽちっト)神戸 | 神戸大学コラム
更新:2022.1.23
第24回---神戸大学コラム
【希少な神戸大学ビーフをコース料理で】
神戸大学食資源教育研究センター(兵庫県加西市)では、兵庫県の特産物である但馬牛の大規模飼育による高品質牛肉の生産を行っており、遺伝的評価・集団構造解析を通して、効率的かつ持続的な育種改良システムの構築に関する研究を行っています。神戸大学ビーフは、その研究の成果として生産された希少な牛肉(但馬牛)で、二〇二一年七月に開催された枝肉の品評会では「最優秀賞」と「優秀賞」のダブル受賞を果たし、最高級ランクの「A5」に格付けされるなど品質の高さが認められています。
その神戸大学ビーフが、中央区にあるホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド内のレストラン「鉄板焼 心」の「五国〝冬〟フェア」にて、二〇二一年十二月~二〇二二年二月末までの期間限定で提供されています。レストランでは、以前からセンターが開発したジャガイモの新品種「はりまる」を定期的に使用しており、センターとの情報交換の中で、神戸大学ビーフが高い品質であることに興味をもったシェフが、冬フェアのメイン食材として採用しました。コースには、 「はりまる」を使用した料理も提供され、教育研究の成果を味わう特別なメニューとなっています。
出荷頭数が少なく市場に出回る量も限られることから、大学関係者の口にさえなかなか入らない希少な存在である神戸大学ビーフ。この機会にぜひご賞味ください。
神戸大学総務部広報課