Pochitto(ぽちっト)神戸 | わたしの常識はあなたの非常識
更新:2021.1.23
第17回---わたしの常識はあなたの非常識
【 見通しがつかないお正月は初めてです 】
「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。元旦は1年の最初の日の朝のことで、「計」には計画という意味があります。つまり、ことに当たっては最初にしっかりとした計画を立ててから臨むことが大切だということです。でも、今年は新型コロナウイルス感染症の影響でどうなるか、見通しがつかない1年になりそうです。東京オリンピック・東京パラリンピックは、1年延期された今年も本当に開催されるのかどうか、わかりません。
昨年(2020年)は新型コロナウイルス感染症の影響がとても大きかった1年でした。マスク着用で口元が見えず、アクリル板の仕切りで声も跳ね返されて、難聴者の私にとっても会話(コミュニケーション)にかつてないほど苦労した1年でもありました。春に予定されていた、知り合いの結婚式も無期限延期となりました。九州や関東に住む高齢者の親せきの方々が、新型コロナウイルス感染症関連で「参加できない」と言ってきたので無期限延期になったそうです。役所に婚姻届けは出しているそうですが、今現在もいつ結婚式が行われるかの見通しがたっていません。私も披露宴で祝詞を述べる予定があっただけに残念な気持ちです。
その他にも、私のまわりのろうあ者(聴覚障害者)から、「本当に困っている」という話を色々と手話で聞きました。
先の見えない毎日ですが、今年もできるだけ身近で明るい話題をたくさんご紹介できたらいいなと思っています。
次回は「笑う門には福来たる」に続きます。
神戸市北区(神戸電鉄西鈴蘭台駅周辺)にある手話ができる TKGB社会保険労務士事務所
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