【秒速ではないよ】

ある健聴者の方から、インターネットを利用したやり取りの中で、「ありがとうございます。久しぶりに山本さんの秒速の飲みっぷりを見たいです！今後ともよろしくお願いいたします。！」というような内容を受け取りました。

私がビールを飲むスピードが速いという意味での文面だろうと思うのですが、そこまで速いと自分自身では思っていません。ただ、普通に耳が聞こえる人たちの中での宴会や懇親会では、他の人との会話に入りきれなかったり、他の人との会話が聞こえないのが嫌で、他の人との会話に混じるよりは、会話せずにすむようについついビールをおかわりして飲むことに専念するようになったのも確かです。

私は、耳が悪いことを周りの人に知られるのが嫌だったのです。耳の聞こえの悪い人が、「自分は耳が悪い」ということを周りの人に伝えないことは案外多いことで、私以外でも何人かの事例を知っています。

また、若い時にはタクシーの中で、「山本さんといるとタクシーの中でも他の人と秘密話ができるね」と、笑われたことも何回もあります。これらも耳の聞こえの悪い人の「ああるある」です。

それだけに、「手話」という聞こえにくくても目で見て通じるコミュニケーション手段を知ったことは、とてもありがたい感謝することだと思っています。今後も「手話ができる当然の社気に」という活動を継続していけたらと思っています。

次回は「かけいえやおんしゃきしゃ？」に続きます。

神戸市北区（神戸電鉄西鈴蘭台駅周辺）にある手話ができる　ＴＫＧＢ社会保険労務士事務所　
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