【「今の状況です」】

前回のコラムで、「認知症の親を抱えて困っているろう者(聴覚障害者)の方が気軽に相談できる、ほっとできる場所を作りたいと思います。」とご紹介しました。

この度、神戸市北区にある「ＮＰＯ法人ウィズユきたごよう」という団体の協力により、現代版駆け込み寺のようなイメージの居場所ができました。普段は「地域拠点型一般介護予防事業」や「こんぺいとう喫茶」をしているこの場所に直接来られるか、電話またはＦＡＸで連絡いただければ、私まで取り次いでくれます。また、相談の予約の日時を伝えてくだされば、その日に相談が可能かどうかも連絡させていただきます。
(ウィズユきたごようの連絡先電話兼ＦＡＸ番号は０７８‐５９３‐０６６８)

私自身、聴覚障害による障害者手帳を持つろうあ協会の会員でもあります。今までにも手話での相談をたくさんいただき解決のお手伝いを法律家の立場として行ってきました。(内容は「手話ができる　当然の社会に」というキーワードでインターネット検索していただくとお分かりになると思います)。相談内容によっては、私が相談を過去に受けた事例と同様に弁護士・司法書士・税理士・行政書士その他の専門家につなげます。もちろん、すべて無料です。

また、ＮＰＯ法人ウィズユきたごようで「何月何日の何時ごろに何人ぐらいで行くから手話カフェをしてほしい」という要望がろう者(聴覚障害者)からあれば、お応えすることができると思います。

マスク生活をしなくてもよくなった新生活環境の中、「心のゆとり」「助けあい」を感じて、一緒に実践していきませんか。

次回は「秒速ではないよ」に続きます。

神戸市北区（神戸電鉄西鈴蘭台駅周辺）にある手話ができる　ＴＫＧＢ社会保険労務士事務所　
代表 山本 敏彦
TEL 078（779）2259
FAX 078（201）1658