Pochitto(ぽちっト)神戸 | わたしの常識はあなたの非常識
更新:2022.11.23
第28回---わたしの常識はあなたの非常識
【 見方や感じ方が変わった 】
今年(2022年)の夏、生まれて初めて骨折(肋骨)を体験しました。自分の身体を過信しての骨折で、完治するまでに約2ヶ月かかりました。痛みが強い間は、階段の使用をなるべく避け、エレベーターやエスカレーターの使用をするようになりました。自分のくしゃみや咳でも痛かったですし、階段の上り下りの際に体が上下に振動しただけでも、雨風が強い時に持っていた傘が大きく揺さぶられただけでも痛いと感じました。また、マスクをしての呼吸が以前よりとても苦しく感じられました。
これらは骨折をしなければ知らなかった「見方や感じ方」です。それまでは「骨折を経験した」という人の話を聞いても「ピンッ」とこなかったのです。実感がわかなかったのです。
治療に通った整形外科で、高齢者の方の中では、強い衝撃が原因で肋骨骨折をする場合以外に、くしゃみや咳が原因での肋骨骨折(疲労骨折)も年々増えているとお聞きしました。
今年大流行した新型コロナウイルスによる感染症も徐々に収束に向かいつつあるようです。罹った方々の新型コロナウイルスに対する見方や感じ方も、まだ罹った経験のない私の見方や感じ方とは違うと思います。 今回の経験により、私は心身の不調等により、「困っている」「悩んでいる」様子の人がいないかどうかを以前より気にしながら外を歩くようになりました。
次回は「4年目になるね」に続きます。
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