鈴蘭台西口駅が「鈴蘭ダンスホール前駅」と言う名称だったのをご存知ですか？

『千寿の丘』記念碑が有る鈴蘭台小学校に黒い円型？の珍しいお屋敷が建っていたり・・。

大阪万博が開催された頃には、駅の西側に釣り堀くらいしか残っていませんでしたが・・・。

西口の教会向かいの桜並木を５００ｍ下ったところに、西鈴蘭台駅が出来たのもちょうどその頃です。 『車止め標識』の上を落ち葉舞い散る新駅が終着駅感を醸し出していましたが、そこに有った１、２番線ホームも、今は駐車場になっています。朝のラッシュ時には、猪の口橋を越えて登ってくる４番線ホームには乗り切れなかった人達が数多くいたことなど、今住んでいる方からすれば奇々怪々なお話でしょうね。

また皆さんは、区役所辺りから西口にかけての勾配が日本でも指折りの『鉄道名所』ということを御存じですか？

ここを通過するだけで実は神鉄運賃の半分くらい？、もとは取れているといっても過言ではないパワーを消費しているんです。 日本最強クラスのモーターを極限に駆使した動力で回す車輪の音が、それを教えてくれてます。その音って、何かの鳴き声に似ているんですよね。よく聞くと「リーン、リーン」と鳴く鈴虫の声に。西鈴の街おこしソング『しあわせの街』の歌詞の中にも鈴虫列車として入れてもらいました。個々の捉え方がありますが、一度、本当にそう聞こえるかを耳を澄まして聞いて見てください。 そして日本に数少ない登山鉄道のひとつであることを思い、観光列車に乗っている気分で乗車頂ければ、西鈴ライフの楽しみ方のひとつにもなることでしょう。

西鈴へおいでよ♪鈴虫列車にゆられて♪

作　山善寿司　大将