Pochitto(ぽちっト)神戸 | 街角浪漫
更新:2022.1.23
第30回---街角浪漫
マイタウンというミニコミ紙が惜しまれながら休刊しました。
野口康子さんも残念に思われたお一人で、この街の素敵なお店や面白い場所を紹介してくれるのなら寄付しますよの一言で、それならばと、時間毎に変わっていく街角の景色を香りと共に届けられればいいなぁとその役割を買って出て、タイトルは少年時代に感銘を受けたハッピーエンドのアルバム「風街ロマン」から、まあバレんやろうとチョット拝借してみました。
が、木綿のハンカチーフを始め数々の名曲を書かれた「松本隆」さんが、何を気に入ってか最近神戸に越されており、少々ビビりまくっています。
こんな稚拙な文章にお付き合いして頂いて早や五年が経ちましたが、梅村先生を始め他のコラムの方々のお陰で、ぽちっトの名は今ではMBSラジオの時刻を知らせるジングルに無断使用されるまでに知られる所となりました。
身近らの事はさておき、毎日放送も襟を正して非を認めるのならば、まあぽちっトの事等を浜村淳、若しくは近ちゃんか小森さんでも、週に一回、厚かましい?二ヶ月に一度位放送するとかで寛容な心選手権では西日本大会で宗教関係者、北区民に次いで三位の実績を誇るチームぽちっトは手を打ちますよ。
判りました。
せめて年に二回有るラジオウォークを大和路ばかりで無く、丹生山辺りで開催して頂けましたら読者も参加し易いと思いますのでどうかご賢察の程をよしなにお願い致します。
時と共に変わっていくと言えば、幻の駅神有耶馬駅を探して。と言う記事を「ようこそ神鉄へ」のホームページで発見しました。
廃駅になった菊水山駅と鈴蘭台駅の間に6年間、しかも夏の林間学校の為にだけ開業していた駅が存在し、渓谷美が九州に有る絶景に似ているからと言うので耶馬(やま)駅と名付けられましたが、昭和13年の大水害によって駅は流され、林間学校も被害を受け、遂に修復されることなく消えていきました。学校はトンネルが変わった為見つけることは難しいですが駅跡は直ぐに見つけることが出来ます。鈴蘭台車庫の端の橋に面した所に一〇〇〇分の10の標識が立っていますが、まさにその辺りです。車窓からも見れますので、下に降りる時には是非とも箸を持つ方に乗って下さい。「ようこそ神鉄へ」の管理人は、耶馬駅と学校の事を、時と共に穏やかに自然に帰って行こうとしています。と結んでいましたが、もしそんな秘境駅が残っていたら、全国八千万の鉄道ファンが大勢訪ねた事でしょう。時空を超えた浪漫がそこに在りました。
作 山善寿司 大将